aoi’s blog

自身が持つ関節リウマチの事を中心に、日本を離れて海外生活する中での出来事を投稿中:)

セカンドオピニオンの大切さ

 

 

今日はセカンドオピニオンについてのお話をします。

 

 

そう、私自身も今の病院はセカンドオピニオンで診てもらった病院で、現在もずっと通っています。

 


最初にリウマチの検査を受けたのは、その当時住んでいた場所から近かった総合病院のリウマチ科でした。

そこでは総合病院専属の先生ではなく、個別に自分のクリニックを持っている先生が当番制で診に来ているようだったので、検査後の治療に関してはその先生のクリニックへ行く事になりました。

 


クリニックへ通い始めて数ヶ月間、毎回決まった薬を処方してもらい、時々採血や尿検査をしては1~2カ月様子を見て薬がなくなるころにまた来院。症状も不安定なまま薬の量が増えたり減ったりを繰り返していたので、何だかパッとしない通院に高いお金を払い続けている事に夫婦共々モヤモヤし始めていました。

 


そんな時、偶然なのか必然なのか、そのクリニックの先生がちょっと離れた場所へ異動になることに。

引き続き異動先へ通うつもりでしたが、ここで旦那さんからセカンドオピニオンを考えてみないかと提案があり、詳しく聞いてみるともう既に次の病院はリサーチ済み。

有名なリウマチ専門医の方がいらっしゃるらしい病院でした。(ありがとう、旦那様(笑)

 

というわけで、迷いなんて言葉は一瞬も頭をよぎる事なくその病院にサヨナラしました(笑)

 


病院の治療内容や自身の病状の変化など、不安があったり回復に向かっているのか分からない時にはセカンドオピニオンを受けてみるのが一番だとこの経験で実感できました。

良くなりたくて通院しているのに、変化は実感できず、ただ単にお金だけが減っていく...そんなの最悪ですよね。

病院を変えるのであれば、しっかりと見極めてセカンドオピニオンを選ぶ必要があります。前の病院より良くない病院に行ってしまったら元も子もありません(笑)

今はインターネットの普及により、色々な情報を手に入れる事が出来ます。必ずその病院の治療方法や考え方、リアルな声が聞ける口コミなどを役立てて自分に合った病院選びをしてみて下さい。

 

 

 

現在もお世話になっている病院では、初診の際にしっかりとした検査をすることから始まりました。

血液検査、尿検査、骨密度の検査、レントゲン、CT検査などなど...

検査が終わると、今後担当してくれる例の有名リウマチ専門医の先生とご対面。

名前を呼ばれパソコンが置いてある診察室で旦那さんと2人待っていると、隣の部屋での患者さん対応が終わり颯爽と登場するなり、右手を差し伸べ、


「どうも、◯◯◯です。(握手)」

 


初めましてのガッチリ握手から初診がスタートしました(笑)

とりあえず、すぐ結果が降りて来ているものに目を通したり、前の病院からの紹介状を確認し終わると、簡単な説明をぺらぺらっと喋って「良くなりますからね、頑張って行きましょう。(握手)」って再びの握手を交わして看護師さんに指示を出し、これまた颯爽と次の患者さんの元へ向かわれました(笑)

そりゃ一日中何人もの患者さんを対応するわけで、私達も予約を入れる事が出来たのが電話して2ヶ月後くらいだったので、お忙しいはずです(笑)

お話によると、こちらの病院はセカンドオピニオンで訪れる患者さんも多数いらっしゃるようで、対応に慣れている感じがありました。

 


何だか心強い先生に出逢う事が出来たのと、しっかり交わした握手の効果もあるのか、初診にも関わらず旦那さんも私も大満足で、先生との握手を2人で再現しちゃったりしながら帰宅しました(笑)

 


病院をセカンドオピニオンに変えて、体調も良い方向へと向かっているようで、本当に一安心です。

 


今現在も通っていると最初に言いましたが、私は今ベルリンに住んでいます。

まだベルリンで病院に通うかは決めていませんが、念の為に先生にお願いして英訳の紹介状を出してもらっています。

ちなみにオーストラリアへ発つ前にも同じように英訳の紹介状を書いてもらった事があるので今回はスムーズでした。

リウマチや他の持病を抱えたまま海外へ出るのは怖かったり不安が付き物です。

ですが、何事も備えあれば憂いなしです。

海外移住やワーキングホリデーを考えている方は病院の先生に相談してみるといいと思います。

出来るだけ不安は最小限にして、過ごしましょう:))